神童 さそうあきら 2024.08.26 天賦の才能で世界のピアノ界に華々しくデビューする『神童』と呼ばれた少女の努力の過程を描いた感動の物語。手塚治虫文化賞マンガ優秀賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞をダブル受賞! レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
まとめ買いしてゆっくり読みました。 映画を先にDVDで見たときに、「こりゃ原作を読まねば」と確信。 読んで良かったです。 絵にはあまり惹かれません(ごめんなさい)が、内容は好きです。 心に残る一作になりました。
筆遣いはいたってシンプル、雑にも見えるくらいなのですけど、内容が濃い。 楽器や声楽に気合入れて触れてみた人なら覚えのあることが何度も出て来(るはず)です。 私は作中のなんともいえない微妙なノリ加減も結構好きなタイプでしたが、苦手とする人にはダルダルな感じに見えちゃうかな。 終盤のうたの想像を絶する苦痛が、体験することはできないのに手に取るようにその絶望感が伝わってきて吃驚するほどでした。 ラストは素直な気持ちで本を閉じられる。何よりうたが男前。
コメント
実際に音が聞こえてくる気がします。
絵は一言で言ってしまうと下手なんだけど、繊細で独特の空気があります。
画に慣れたら、ストーリーが面白いのでハマる。
ピアノを弾いてるときの表現が独特。
映画を先にDVDで見たときに、「こりゃ原作を読まねば」と確信。
読んで良かったです。
絵にはあまり惹かれません(ごめんなさい)が、内容は好きです。
心に残る一作になりました。
楽器や声楽に気合入れて触れてみた人なら覚えのあることが何度も出て来(るはず)です。
私は作中のなんともいえない微妙なノリ加減も結構好きなタイプでしたが、苦手とする人にはダルダルな感じに見えちゃうかな。
終盤のうたの想像を絶する苦痛が、体験することはできないのに手に取るようにその絶望感が伝わってきて吃驚するほどでした。
ラストは素直な気持ちで本を閉じられる。
何よりうたが男前。
最後の曲が、ショパンの舟歌。
聴きながら読むと更に号泣。