1977年――山奥にあり外部との接触を極力避けた閉鎖的な寒村「夜鳴村」。
第8の命令により生き残りをかけて殺し合う村人たちにもタイムリミットが迫りつつあった。
修平が放つ殺意の凶弾。
ミチ子が振り下ろす愛憎の刃。
行方不明だった奈津子の消息。
そして一成が選択する結末と未来…。
強制的に始まった無慈悲で不可避の「王様ゲーム」は、救いのない終焉に向かって進んでいく。
大人気サバイバルホラーの始まりの終わり、すべての謎が明らかになる驚愕の最終巻!
王様ゲーム 起源

1977年――山奥にあり外部との接触を極力避けた閉鎖的な寒村「夜鳴村」。
第8の命令により生き残りをかけて殺し合う村人たちにもタイムリミットが迫りつつあった。
修平が放つ殺意の凶弾。
ミチ子が振り下ろす愛憎の刃。
行方不明だった奈津子の消息。
そして一成が選択する結末と未来…。
強制的に始まった無慈悲で不可避の「王様ゲーム」は、救いのない終焉に向かって進んでいく。
大人気サバイバルホラーの始まりの終わり、すべての謎が明らかになる驚愕の最終巻!
コメント
王様ゲームの色々な謎が解ける。
これまでのシリーズに出てきた伏線がほとんど回収されていると思います。
本多奈津子やウサギのぬいぐるみ…
その恐怖の連鎖が始まる前の起源を捻り出した、ゲーム世代の現代の若者の貧弱なしかし王道的な発想が作った物語。
リングシリーズの貞子と同じように、「起源」を1977年の夜鳴村という閉鎖的な村に舞台を求める。
ちょっと目新しいのは、とりあえずの「万能的な殺しの方法」を「人の意思を忖度して、実行させるウィルス」に求めたこと。
それだけで6巻分のマンガを作れるし、他にもシリーズをつくれるのだから、安いものだと思う。
こういう人の命を自由に操るゲームマンガが売れると云う世の中は、なんとかならないものか。
2018年1月読了