存在しないはずの本を買ってしまう「継ぎ穂」、空中散歩を楽しむ「21gの冒険」、異国のラジオが聴こえ始める「混信」、図書館の地下に迷い込む「地下図書館探検譚」。
日常から地続きの〈不思議な世界〉に読者をいざなう、極上のローファンタジー4編を収録。
ネットやCOMITIAで大注目の才能による商業デビュー単行本。
室外機室 ちょめ短編集

存在しないはずの本を買ってしまう「継ぎ穂」、空中散歩を楽しむ「21gの冒険」、異国のラジオが聴こえ始める「混信」、図書館の地下に迷い込む「地下図書館探検譚」。
日常から地続きの〈不思議な世界〉に読者をいざなう、極上のローファンタジー4編を収録。
ネットやCOMITIAで大注目の才能による商業デビュー単行本。
コメント
日常から少しずつズレていく不思議な話で構成された短編集。
描き込みがすごくて圧倒される。
自分もラジオをよく聴くので「混信」が特に好きだった。
実際に読んで見てもその期待を裏切らない出来。
収録作はどれも面白い。
「継ぎ穂」は読むたびに内容が変わる不思議な同人誌の話で創作系の活動をしているひとにはささりそうなお話。
「21gの封建」は交通事故で死んだ少女が霊になって自分の墓を目指すという話しで浮遊感とラストの拡散していく感じが良い。
「混信」は深夜ラジオを聞いていると現実とは異なる世界の番組が流れてくるという話で70年台あたりの日本SF、小松左京あたりが書いてそうな話。
「地下図書探検譚」は図書館の地下にある不思議な空間に迷い込むという話で、物語自体はありきたりだけどディティールで読ませるタイプの作品。
時々、こういう才能を持った人が突然現れるから面白い。
本や図書館の幻想物語が特に良かった。
絵柄も雰囲気もお気に入りです。
こういうファンタジー漫画の短編集、めちゃくちゃ良い。
お気に入り。
そしてさればよ、完璧!
物語の始まりと終わりをそっと物語の階層で包むやつがカッコ良すぎて身悶えした。
すべての短編が素晴らしい書き込みに満ちていて、読んでいて純粋に楽しい。
個人的には「混信」に横たわる物語への視座に唸るところがあった。
まごうことなき傑作、著者のさらなる活躍に大いに期待したい。
一番好きなのは『混信』。
異国のラジオが毎週金曜日に聴こえる。
島国で島嶼ぽい世界で、とても平和。
なのに突然戦争だか紛争がはじまり沢山の人がラジオの向こうで亡くなる。
少し怪談ぽくてめちゃくちゃ好みでした。
画もはなしもめっちゃ好きなので作者のちょめ先生を要チェックしたい。
SNSの知り合いの方も良かったって言ってたのでもっとみんなに読まれたらいいなー。
日常から少しずつズレていく不思議な話で構成された短編集。
描き込みがすごくて圧倒される。
自分もラジオをよく聴くので「混信」が特に好きだった。
実際に読んで見てもその期待を裏切らない出来。
収録作はどれも面白い。
「継ぎ穂」は読むたびに内容が変わる不思議な同人誌の話で創作系の活動をしているひとにはささりそうなお話。
「21gの封建」は交通事故で死んだ少女が霊になって自分の墓を目指すという話しで浮遊感とラストの拡散していく感じが良い。
「混信」は深夜ラジオを聞いていると現実とは異なる世界の番組が流れてくるという話で70年台あたりの日本SF、小松左京あたりが書いてそうな話。
「地下図書探検譚」は図書館の地下にある不思議な空間に迷い込むという話で、物語自体はありきたりだけどディティールで読ませるタイプの作品。
時々、こういう才能を持った人が突然現れるから面白い。
そしてさればよ、完璧!
物語の始まりと終わりをそっと物語の階層で包むやつがカッコ良すぎて身悶えした。
すべての短編が素晴らしい書き込みに満ちていて、読んでいて純粋に楽しい。
個人的には「混信」に横たわる物語への視座に唸るところがあった。
まごうことなき傑作、著者のさらなる活躍に大いに期待したい。
本や図書館の幻想物語が特に良かった。
絵柄も雰囲気もお気に入りです。
こういうファンタジー漫画の短編集、めちゃくちゃ良い。
お気に入り。
一番好きなのは『混信』。
異国のラジオが毎週金曜日に聴こえる。
島国で島嶼ぽい世界で、とても平和。
なのに突然戦争だか紛争がはじまり沢山の人がラジオの向こうで亡くなる。
少し怪談ぽくてめちゃくちゃ好みでした。
画もはなしもめっちゃ好きなので作者のちょめ先生を要チェックしたい。
SNSの知り合いの方も良かったって言ってたのでもっとみんなに読まれたらいいなー。
日常から少しずつズレていく不思議な話で構成された短編集。
描き込みがすごくて圧倒される。
自分もラジオをよく聴くので「混信」が特に好きだった。
本や図書館の幻想物語が特に良かった。
絵柄も雰囲気もお気に入りです。
実際に読んで見てもその期待を裏切らない出来。
収録作はどれも面白い。
「継ぎ穂」は読むたびに内容が変わる不思議な同人誌の話で創作系の活動をしているひとにはささりそうなお話。
「21gの封建」は交通事故で死んだ少女が霊になって自分の墓を目指すという話しで浮遊感とラストの拡散していく感じが良い。
「混信」は深夜ラジオを聞いていると現実とは異なる世界の番組が流れてくるという話で70年台あたりの日本SF、小松左京あたりが書いてそうな話。
「地下図書探検譚」は図書館の地下にある不思議な空間に迷い込むという話で、物語自体はありきたりだけどディティールで読ませるタイプの作品。
時々、こういう才能を持った人が突然現れるから面白い。
こういうファンタジー漫画の短編集、めちゃくちゃ良い。
お気に入り。
そしてさればよ、完璧!
物語の始まりと終わりをそっと物語の階層で包むやつがカッコ良すぎて身悶えした。
すべての短編が素晴らしい書き込みに満ちていて、読んでいて純粋に楽しい。
個人的には「混信」に横たわる物語への視座に唸るところがあった。
まごうことなき傑作、著者のさらなる活躍に大いに期待したい。
一番好きなのは『混信』。
異国のラジオが毎週金曜日に聴こえる。
島国で島嶼ぽい世界で、とても平和。
なのに突然戦争だか紛争がはじまり沢山の人がラジオの向こうで亡くなる。
少し怪談ぽくてめちゃくちゃ好みでした。
画もはなしもめっちゃ好きなので作者のちょめ先生を要チェックしたい。
SNSの知り合いの方も良かったって言ってたのでもっとみんなに読まれたらいいなー。